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気ままに語ります。SQやコミックス、その他もろもろ発売日当日にネタバレしたりしてますのでご注意ください。
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ようやく金曜日。毎日眠かったです。
SQ読み返して隅々まで見て、仁王の姿がまったくないことに今頃気がつきました。大石もいない感じですが……もしかしてホントに負けたら脱……いやいやいや、今後あるかもしれない敗者復活戦を……いっそ解説役とか試合のギャラリーとしてでもいいからいてほしいなあ。


以下。短い与太です。





「やっぱり日焼け止め塗ったりしてるんすか?」
順調に日焼けしていっている切原とは違ってあまり焼けていない足を見ながら尋ねた。
腕は長袖ジャージでガードしているし、首元まできっちり覆われている。
足だけはハーフパンツからすらりと伸びていて太陽の光を浴びているが、日に焼けた様子はない。
「一応な。汗で流れるからあまり効果はないが」
「あ、やっぱり」
そうだろうなあと切原は納得する。そうでなければ炎天下でテニスをやっていてその肌の色はない。普段から日差しの強いときは番傘を差しているし、そういうところからこの差は出てくるのだろうと切原は自分と柳の肌の色合いを見比べた。
「先輩、じゃあ今度さあ」
「うん?」
お願いがあるんすけど、と前置きして言った。
「今度、俺が塗ってもいいっすか?」
「ああ、いつでも貸すぞ」
「じゃなくって、俺が先輩に日焼け止め塗りますよってことっす」
「…………」
この子はまた、何を突然言い出すのだろう。
柳はにこっと笑っている切原に大きなため息をつきたくなった。
「赤也……」
「いいじゃないっすか。海とか行ったらよくある光景でしょ」
「海ならな」
学校で、部活動のときに、なんて聞いたことがない。
水泳部じゃあるまいし。
「いいでしょ?先輩」
あくまで無邪気さを装って甘えてくる切原に柳は今度こそ大きくため息をついて、誰もいないところでという条件で変なことはしないという約束も取り付けてそれから他には、と色々と考えた。
柳なりの譲歩だったがその考えている様子をもし幸村が見ていたとしたら、最初からノーという選択肢はないんだな、と呆れていたに違いない。




-------END



そして幸村も「俺も塗ってあげるよー」と言って幸村相手だと最初から渋らない柳にこの差は何なんだ!と赤也が拗ねる、というのがうちのお約束展開です。でもどれだけ渋ったとしても蓮二さんの赤也への返事はイエスしかないのです。これもお約束。


拍手ありがとうございます!
追記にレスです。








>>7/9 0:14 S様
こんばんはー。幸村の妹はすごくおいしいポジションだと思います!いっそ幼稚園くらいの幼い感じで甘えてきて蓮二さんも甘やかしてるくらいだと赤也も嫉妬するわけにもいかず怒るわけにもいかないとモヤモヤするんですが、その蓮二さんの甘やかし方が幸村に対するのにそっくりだったりすることに気付いてさらにモヤモヤっとすればいいと思います(笑)
パチコメありがとうございました!







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